無料提供馬 エスペランサシチー 第2戦


友駿愛馬第41号は無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬。

エスペランサシチーは母が高齢であまり期待はしていないが、池上昌弘厩舎ということもあり無料なら欲しいという気持ちはあった。なので、無料で貰えて嬉しい。


追い切りの本数はこなすも、動きは悪く、ほとんど期待していなかった前走のデビュー戦だが、2着と好走。

勝ち馬の走破時計は平凡で、そこから8馬身も離された2着とまだ過信は出来ないが、素晴らしい先行力と道中3頭横並びの真ん中と苦しい状態からの粘り込み。

先行集団で掲示板に残ったのはエスペランサのみなのでそこは評価していいだろう。

友駿ホースクラブ無料提供馬で久々にまともな楽しめる馬が出てきた感じ。


11月27日 東京2R 2歳未勝利 ダート1600m 混合戦に出走!!

11着/7番人気と大敗。

優先出走権持ちの馬が全10頭と、東京の最終週だけにやけにハイレベル。

しかし、走破時計はこれまた平凡で、その11着ということでお先真っ暗に。


鞍上の進言で合いそうな東京に間に合わせたが、完全に裏目。

初戦のように入念に調整すればもう少しやれていいはず。

レース回顧と時計の分析、レース後のデムーロ騎手のコメントを掲載。

「レース後左トモに腫れがみられ現在経過観察中です。」ということで最悪の場合引退も覚悟しましたが、あまりたいしたことはないようです。

(2011年12月21日完結、一部2012年1月11日に加筆)

2011年11月23日立ち上げ

●追い切り情報(11月23日作成)

前走前 11月9日 美浦南ウッドチップ 良馬場 叩き一杯

助手
5F 70.7
4F 55.1
3F 40.1
1F 13.4[7]
タイセイグルーヴィ(2歳未勝利)末強めの外を0.1秒先行0.1秒遅れ



11月23日 美浦南W 稍重馬場 叩き一杯

助手
5F 69.4
4F 53.7
3F 39.4
1F 13.3[8]
ヒカリホクサイ(2歳新馬)直線一杯の外を0.7秒先行0.1秒遅れ
 11月23日、これまた酷い追い切りの動きですねぇ。未出走の馬を相手にかなり前を走っていて遅れをとっています。しかし、前走も追い切りは全然の動きでしたがレースは味のある内容でしたから、単に攻めは動かないタイプかも知れません。ただ、やはり動くにこしたことはないので、まだ半信半疑です。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。中1週のローテで一杯に追われたことは評価します。しかし、ただそれだけで、追い切りの動きとしては赤点です。

●気になる出馬想定表(11月27日 東京2R)

出馬想定表 11月27日 東京2R 2歳未勝利 ダート1600m 混合戦 フルゲート16頭 想定数25頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスコルサ 丸山元気 10/23 新馬 東京ダ1600 10
アールフィリア 小林淳一 11/13 新馬 東京ダ1300 14 14
エスペランサシチー ミルコ・デムーロ 11/12 新馬 東京ダ1600 B−
オールキャスト 岩田康誠 11/12 未勝利 東京ダ1600
キョウワアーク 石橋脩 11/05 未勝利 東京ダ1400 11
キングザブルース 戸崎圭太 11/12 新馬 東京ダ1600
グリーンボウル 三浦皇成 11/12 新馬 東京ダ1600 11
コスモマチェドニア 11/05 未勝利 東京芝1600 13
スーパーボルト 11/06 新馬 東京ダ1400
タカイチロージズ 大庭和弥 11/13 未勝利 東京ダ1400 10 10 17
ダニーボーイ 武士沢友治 10/30 未勝利 東京芝1800 12
ダノンゴールド 横山典弘 11/12 新馬 東京芝2000
ダブルピース 11/12 未勝利 東京ダ1600 14 11 11 11
ディアコンコルド ルメール 10/10 未勝利 東京芝1800
ティティカカ 11/05 未勝利 東京芝2000
トキノポイント 11/13 未勝利 東京芝1800 16 13 10
ナムラナデシコ 11/06 未勝利 東京ダ1400 12
ニシノボレロ 福永祐一 11/06 未勝利 東京ダ1600
パレストレパング  9/24 未勝利 札幌芝1800 10
フィーユブルー ウィリアムズ 11/12 未勝利 東京ダ1600
プリュキエール スミヨン 11/06 新馬 東京ダ1400
マイネルスクデット  9/03 新馬 札幌ダ1700 13 12
ミステリアスパワー 10/29 未勝利 京都ダ1200 14 10
ムーンベックカフェ 武豊 10/10 未勝利 東京芝1800
モエレアンバサダー メンディザバル 11/06 新馬 東京ダ1400 14

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在25頭出馬想定されています。

エスペランサシチーは前走2着の優先出走権があり、出走は確実ですが、他にも優先出走権持ちの馬が9頭と、東京の最終週だけにやけにハイレベル。これは勝ち負けどころではないかも知れません。

●東京ダート1600mコース解説

 東京ダ1600mは、東京芝2000mと同様にしばし物議を醸すコース設定。03年にコース新装が行われたが、前者はその状況が是正されなかった。
 いまだに抱える欠陥要因は、スタート地点。2コーナー奥の芝部分からスタートすることになるのだが、脚をすべらせてダッシュがつかないことがある。
 また、内枠と外枠とでは芝を走る距離が違うが、あるトップジョッキーの話だと、その点はあまり関係ない(騎手は気にしていない)ようだ。
 むしろスタート地点そのものに問題があり、芝が得意でない馬にとっては不安材料なのだ。
 まずはスタートで好発をできるかが勝負の分かれ目。出遅れたらほぼ終わり。致命傷になる。
 ダート戦なので基本的には逃げ・先行が有利だが、1300mや1400mに比べて数字はガクンと落ちる。
 中団からの差し馬も互角で、最後は決め手勝負になる。

有利な枠順 フラット
有利な脚質 先行〜差し
ポイント スタート、決め手
種牡馬ベスト サンデーサイレンス、ジェイドロバリー、フジキセキ
連対騎手ベスト 武豊、横山典弘、蛯名正義、柴田善臣、後藤浩輝
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分41秒1 1分40秒2 1分40秒9
2歳未勝利 1分40秒3 1分40秒4 1分39秒2 1分39秒9
2歳500万 1分38秒6 1分41秒5
3歳新馬 1分41秒1 1分42秒4 1分40秒4 1分40秒1
3歳未勝利 1分40秒2 1分39秒7 1分39秒6 1分39秒6
3歳500万 1分38秒9 1分38秒1 1分38秒1 1分37秒6
3歳オープン 1分37秒0 1分38秒9 1分36秒7
古馬500万 1分38秒9 1分38秒5 1分38秒1 1分38秒3
古馬1000万 1分37秒8 1分37秒4 1秒37秒3 1分37秒5
古馬1600万 1分36秒7 1分36秒5 1分37秒4 1分36秒0
古馬オープン 1分35秒8 1分35秒6 1分35秒3

これ以降は11月24日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 11月27日 東京2R 2歳未勝利 ダート1600m 混合戦 フルゲート16頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アグネスコルサ 丸山元気 10/23 新馬 東京ダ1600 10
エスペランサシチー ミルコ・デムーロ 11/12 新馬 東京ダ1600 B−
オールキャスト 岩田康誠 11/12 未勝利 東京ダ1600
キョウワアーク 石橋脩 11/05 未勝利 東京ダ1400 11
キングザブルース 戸崎圭太 11/12 新馬 東京ダ1600
グリーンボウル 三浦皇成 11/12 新馬 東京ダ1600 11
ダニーボーイ 武士沢友治 10/30 未勝利 東京芝1800 12
ダノンゴールド 横山典弘 11/12 新馬 東京芝2000
ディアコンコルド ルメール 10/10 未勝利 東京芝1800
ニシノボレロ 福永祐一 11/06 未勝利 東京ダ1600
フィーユブルー ウィリアムズ 11/12 未勝利 東京ダ1600
プリュキエール スミヨン 11/06 新馬 東京ダ1400
ミステリアスパワー 御神本訓史 10/29 未勝利 京都ダ1200 14 10
ムーンベックカフェ 武豊 10/10 未勝利 東京芝1800
モエレアンバサダー メンディザバル 11/06 新馬 東京ダ1400 14
リュウシンリスボン 嶋田純次 11/13 未勝利 東京ダ1400 11 11 13

表中の「増」は出走想定表に載っていなかった馬 騎手の太字は乗り替わり

これ以降は11月26日に作成(一部2012年1月11日に加筆)

●騎手はミルコ・デムーロ騎手 ほっさん評価「S」 (2012年1月11日追記)

 今回のエスペランサシチーの鞍上はミルコ・デムーロ騎手です。短期免許で毎年来日され、もう知らない人はいないほど有名な騎手です。

 前走、石橋脩騎手が上手く騎乗していただいて2着と大健闘しましたが、今回は優先権を取得したことから鞍上強化策で一気に勝ちに来たというところでしょう。確かに、これまでの戦績からはデムーロ騎手の方がはるかに上の騎手だと見ることが普通でしょう。

 しかし、私とミルコ・デムーロは案外相性が悪く、期待のステップシチーでは能力は断然ながら、直線の短い旧中京競馬場において最後方からの追い込み策で前を捉え切れずに4着(1番人気)になったり、後は人気通りと必ずしもいいところを見せてくれていません。

 また、馬には騎手の合う合わないがあります。前走2着の石橋脩騎手をわざわざ替える必要はなかったのではないかというのが私の意見です。


 2011年末現在、JRA通算1952戦290勝。勝率14.9パーセント、連対率27.3パーセント。GTは日本ダービー(ネオユニヴァース)、ジャパンカップ(スクリーンヒーロー)、有馬記念(ヴィクトワールピサ)など6勝。重賞23勝。と格段に高い数字を残している。


 ミルコ・デムーロMirco Demuro)は1979年1月11日イタリア生まれの32歳。近年は短期免許制度を利用して来日しており、日本人にも馴染みの深い騎手である。

 妹のパメラ・デムーロは元騎手で現在は調教師。弟のクリスチャン・デムーロもイタリアの騎手であり、2011年には短期免許で来日し、船橋を拠点に地方競馬である南関東競馬で騎乗している。

 1994年に騎手免許を取得し、1995年にイタリアの見習騎手リーディングに輝く。1997年から2000年までは4年連続でイタリアのリーディングジョッキーとなる。

 日本には1999年に初来日。騎乗センスは非常に評判が良く日本の関係者の信頼も厚い。2001年2月3日の小倉競馬場では1日5勝を記録。これは外国人騎手としてJRA初のことである。翌日の2月4日には小倉大賞典に勝ち、JRA重賞初制覇を達成した。

 2003年4月20日、皐月賞をネオユニヴァースで制し日本のGT初制覇。喜びのあまりにゴール後2着のサクラプレジデント騎乗の田中勝春の頭を叩くシーンは印象的であった。続く6月1日の東京優駿(日本ダービー)でもネオユニヴァースに騎乗し外国人騎手としては初となる東京優駿制覇を達成、1番人気に応えて快勝したネオユニヴァースを祝福する大観衆を目にして「イタリアのダービー(デルビーイタリアーノ)を5回勝つよりも、日本のダービーを1度勝つ方が嬉しい」と感激の涙を流した。

 二冠を達成し、三冠達成の期待がかけられたネオユニヴァースであったが、従来の日本の短期免許制度では三冠目の菊花賞にはデムーロは騎乗できない状態となってしまった。日本の短期免許では年間3ヶ月しか騎乗できず、デムーロは春だけで3ヶ月分を使い果たしてしまっていたためである。しかしこの事態を受けてJRAが新しく「同一馬で1年間にGTを2勝以上すれば、その馬が同年にGTに参戦する際に騎乗を認める」という規定を設けたため、デムーロは菊花賞に騎乗することが出来たが、惜しくも3着に敗れた。

 2004年4月18日、皐月賞をダイワメジャーで勝利し、外国人騎手初の連覇を達成する。

 2007年11月24日、京都競馬場で、外国人騎手としての最多タイとなる1日5勝を再び記録。同年12月2日の中日新聞杯ではサンライズマックスに騎乗して勝利したが、決勝線手前で飛行機ポーズを披露し制裁を受ける珍事を起こした。

 2008年11月29日より短期免許を取得したが、その翌日11月30日のジャパンカップではスクリーンヒーローに騎乗し見事同レース初制覇を飾る。なおこの時もゴール後のウイニングランで飛行機ポーズを披露していた。

 2009年は12月28日より翌2010年1月27日までNARで短期免許を取得した。この時は船橋の川島正行厩舎に所属した。なおデムーロはこれより以前にも2度NARの短期免許を取得していた。

 2011年3月26日、ネオユニヴァースの子のヴィクトワールピサでドバイワールドカップを優勝。ドバイワールドカップ初騎乗初勝利を果たすと共に、日本馬にとっての同レース初勝利をもたらした。日本・イタリア以外では初のビッグタイトルと言え、デムーロ自身も「ジャパンカップもイタリアダービーも勝っているけど、これがベストレース」と語った。


 イタリアでテントウムシは「幸運を運んでくる虫」とされていることもあり、テントウムシを自らのラッキーアイテムにしている。同じイタリア生まれの騎手マルコ・モンテリーゾは「彼は色々なものにテントウムシのステッカーを貼っているんだ」と語っている。

 上記の2003年の皐月賞で勝った時に田中勝春の頭を叩いたことについて、馬鹿にしているのではないかと言う声もあったため、その後、悪意やからかう意図はなかったと説明。田中も「ノープロブレム」と言い、2人の間にしこりはないと言う。

 騎乗にあたっては事前の展開予想などを重視するタイプで、武豊は「いつのまにか日本の競馬新聞の読み方を覚えていて、(日本での騎乗時には)レース前になると競馬新聞片手に真剣に検討している」と証言している。ちなみに競馬新聞の読み方を覚えた影響で「競馬関連であれば漢字も読める」という。

 日本の騎手の中では特に松田大作と仲が良い。2010年10月から松田がイタリアに長期遠征する際にも住居探しなど様々な協力を行っている。

 サッカー好きとしても知られており、インタビューでも語ることがある。


 「ヴィクトワールピサで有馬記念とドバイワールドカップを制覇。共に緩い流れの中で早めに行かせ、直線で踏ん張らせる内容だった。抑え気味に乗るケースが多く、狭くなると周りを弾き飛ばし割ってくる(2010年の朝日杯FS(グランプリボス)が好例)。1番人気馬では[123・59・41・108]の勝率.372、連対率.550。騎乗数が多いのに、単勝回収率が97パーセントと高い数字になっている。時にやる気のない騎乗が見られ、舞台が大きいほど燃えるようだ。」(佐藤祐樹元騎手)
 ほっさん愛馬での成績(3戦0勝)

 2007年12月 2日 ステップシチー 尾頭橋特別 500万下  中京芝1800m 4着1番人気
 
2009年 2月22日 クリンゲルベルガー こぶし賞 500万下 京都芝1600m 10着/9番人気
 2009年 3月 7日 クリンゲルベルガー 500万下       阪神ダ1200m 
5着/4番人気

●専門誌の印と評価

競馬ブック

短評は「上位拮抗」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
ダノンゴールド △△
ニシノボレロ △△
フィーユブルー △△ △△
モエレアンバサダー
ムーンベックカフェ
グリーンボウル
アグネスコルサ
オールキャスト
エスペランサシチー
ディアコンコルド
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
ダノンゴールド 3.7
ニシノボレロ 4.6
ムーンベックカフェ 6.9
フィーユブルー 7.3
プリュキエール 11.5
オールキャスト 11.8
モエレアンバサダー 12.6
エスペランサシチー 15.0
ディアコンコルド 17.3
キングザブルース 17.8
以下21倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスペランサシチー 53 53
ダノンゴールド 66 66
ニシノボレロ 75 65 75 61


デイリー馬三郎

予想印

◎ ダノンゴールド
○ ディアコンコルド
▲ ニシノボレロ

以下省略

エスペランサシチーは無印

エスペランサシチー 森元記者の▲印が最高。


見解

 「ダノンゴールドの初戦は追ってから伸びを欠いてB着に敗れたが、パワーに富んだ馬体だけに芝の決め手勝負が合わなかった印象。ダートなら確勝級。」


弥永明郎     極−KIWAME−

砂での出世を約束◎ダノンゴールド

「デビュー戦は切れ負けした◎ダノンゴールドだが、ダートなら話は別。おそらく相当のレベルまで駆け上がっていくはずだ。芝スタートにも不安はなく、どれくらいの勝ち方をするかが焦点だ。」

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスペランサシチー(2着)

 「ゲート練習をした効果があってうまく出てくれました。流れに乗れて上手に走っていましたよ。勝った馬は強かったですが、交わされてからも頑張っていました。真面目な気性ですし、初戦としてはいい内容でした。」(石橋脩騎手・競馬ブック)

 「スタートを気をつけていたが、練習の効果があってしっかり出てくれた。きょうは勝った馬の抜け出す脚が速かった。それでも、この馬もしぶといところを見せてくれた。」(石橋脩・デイリー馬三郎)

 「まだ馬体は少し太目でしたが、イレコミも無く、スタートも思うより上手くいきました。1度叩かれて次走は良くなるでしょう。」(石橋脩騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
 「太目も馬体良し。スッとスピードに乗って番手の外。3頭雁行状態から、一旦は力強く先頭。交わされてからも渋太く伸びる。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

エスペランサシチー

 「勝ち馬が強過ぎたが、センスのある走りを見せた。実戦を使われて状態は型通りに良化。」(池上昌弘助手・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

前走2着で期待されるエスペランサシチーは今回優先権持ちの馬が10頭も出走するハイレベルな未勝利戦。ここで馬券に絡むようですと真に強いのでしょうが、私は追い切りの動きからも全く自信はありません。

これ以降は11月29日に作成

●レース 

 スタートの上手い我らが愛馬エスペランサシチーですが、今回も素晴らしいスタートから二の脚も付き絶好位の6番手の外に付けます。

 残り800mを通過するところで加速し前を捉えにかかりますが見せ場はここまで。直線に入るともう置いておかれ止まってしまいます。結局11着で入線。距離なのかなんなのか。3頭雁行状態の真ん中だった前走よりは楽に追走できたと思うのですが。

●時計の評価

 今回のエスペランサシチーの走破時計1分42秒2良馬場は、東京ダート1600mの2歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ち時計が1分40秒3良馬場ですから、約2秒も遅く初戦に続いて平凡極まりない時計です。

 前走も脚抜きの良い馬場で似たような感じの平凡時計でしたが、これで着が随分と違うわけですから、相手の違いですね。やはり初戦の前走は相手が楽過ぎました。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスペランサシチー(11着)

 「スタートがよかったので、そのままいかせました。ラストはもう少し粘れると思いましたが、手ごたえがなくなりました。短距離のほうが合うのかもしれません。」(ミルコ・デムーロ騎手・友駿ホースクラブ公式HP)

●気になる賞金は

 無料提供馬ですし、掲示板を外したわけですから、今回の我々1口馬主への賞金はありません。

●今後の展望

 前走2着ですが、前述のとおり走破時計の平凡だった勝ち馬から8馬身も離されたもので、今回も時計はダメダメです。こんな時計でしか走れない馬ですと、残念ながら未勝利戦の勝ち上がりは難しいと言わざるを得ないでしょう。

 エスペランサシチーはメンバー中唯一の前走2着馬でしたが、今回7番人気だったように、一般の競馬ファンにも正体はバレてしまっています。普通なら、1番人気に支持されてしかるべきですよね。

 追い切りの動きも悪く、能力的に疑問な馬ですが、初戦で2着に入り、僅かながら配当金が出たことを素直に喜び、これ以上は望まないように致しましょう(笑)。

●最後に(一部12月21日に加筆)

 11月29日に更新されましたクラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告ですと、エスペランサシチーは

「レース後左トモに腫れがみられ現在経過観察中です。」

 ということです。今回の大敗が故障によるものならまだ治り次第上積みはあると思われますが、非常に大きな故障を発生している可能性が高く、いきなり引退ということも覚悟しなければなりません。



 これ以降は12月21日に加筆

 両トモに腫れがみえ、体温も上昇した為、抗生物質の投与による治療を施された我らが愛馬エスペランサシチーですが、その後状態は落ち着き、現在ハロン17秒くらいで乗り込みをされています。ですので、ある程度の休養で次走を迎えることができそうです。

 とりあえず、屈腱炎などではなくてホッとしました。無料提供馬ですし、少しでも多く走って欲しいですからね。

最後までご愛読ありがとうございました

2011年11月23日立ち上げ 24日、29日、12月21日、2012年1月11日加筆

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エスペランサシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2011年11月12日 デビュー戦 2歳新馬 東京ダ1600m (2着/5番人気)